想うばかりで。
高校一年生・春
第2話
「本当にかっこいい」
「他の男子とは違うよねぇ」
この会話が聞こえなかったとしても、こんな内容の話だと分かるくらい甘い顔をして二人は言う。
「次、あたしね?あたしがジュース渡す番だから!」
そう言う彼女の顔は、恋してるって顔で同じ女子としてもその姿は可愛くも羨ましくも思う。
…まぁ、ちょっとキャアキャア騒ぎすぎだとも少し思うけど。
ピーッと笛が鳴る。
「2、3年!」
先生の声に、休憩してた2、3年生はコートに入り、
「来たよ!来た!」
合間にコートを使わせてもらってた1年がこっちに来る。
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