第13話 1日目 ドラゴンは意外と臆病です。
ドラゴンと言うのはファンタジー世界でいう憧れの存在また西洋や東洋では神など高貴もしくは悪魔として崇められる概念的なドラゴンだが。
「ここではドラゴンって、本当の存在するんだね」
私はフェニックスから降りて岩山を登って居るとさっきの男達の発言で本当に居るのかと思い翠乃ちゃんに聞くと、翠乃ちゃんは首を傾げると。
「なんで、存在しないと思ってたの?瑠衣お姉ちゃんは」
私は少し止まって顎に手をやって考える仕草をすると。
「存在しないで、ただの災害をドラゴンと例えてるのかなって思っちゃてたね……翠乃ちゃんはそういうの信じてたの?」
「僕は信じると言うよりこういう世界だから居るかなと……」
と翠乃ちゃんが言うと、強い風が強く吹くと私達に大きい影が掛かり、私達は反射的に上を見ると。
「ドラゴン」
と私達は上を見て呟くと、そこには長い尻尾に鱗の一つ一つが赤く輝いて牙と爪は鋭く背中には大きい翼が生えていて、私は美しいと思っているとドラゴンは私達に気づいて降りてくると。
「我が名は偉大なドラゴンなり、我になんの用だ」
ドラゴンの野太い声で言うと首を上に向けて炎を吐いて雲が割れる。
「ドラゴンって本当に火を吐くのかよ」
と私は言うと翠乃ちゃんはナイフを構えると。
「どうする?僕達で倒す?」
「いや、様子見が大事だよ、こういうのは」
と言うと私は手を上にあげると。
「いやぁ、悪い敵意は無かったんだ」
私が言うとドラゴンは大きな声で笑いながら。
「そこのお主は我に萎縮したか」
とドラゴンが煽ると翠乃ちゃんは少し眉を顰めると私は気にしないで営業してた時の苦笑いをしながら。
「その、何でここに住んでいるんですか?」
ドラゴンに質問すると。
「我に質問かいいが、理由などない」
と言うとドラゴンは翠乃ちゃんに爪を向けようとした瞬間、私は反射的に鎖を出すして爪を止めると。
「おもろいなぁ」
とドラゴンが笑うが、それはほんの数秒の出来事刹那の瞬間それを見るとドラゴンの笑みが消える。
それはある人の表情である。
「お前何してるんだ」
ドラゴンは思った……圧など殺意とはまるで違う、生ぬるい物では無い本能でヤバいとこいつと言う事が四肢を通して告げる。
関わるな……と。
「逃げれば、勝ち」
と言い逃げるが、逃がす訳がなく、私は翠乃ちゃんに危害を加えたことに怒る、いや飽きれたの方が正しいか魔物に対話なんて無理なのか……。
「逃げられた」
と……ドラゴンが言い後ろではなく前を見るとさっきの女が居て。
「落ちろよ」
と言うと殴ると。
「いたぁ」
とドラゴンが言うと地面にドンってぶつかると、さっきの女が来ると殴られて……。
「ちっかたいな」
と女が言うと我は殴られまくる。
あれ、おかしいさっきからドラゴンを数分間何回も殴っているけど、痛がってるんじゃなくて……。
「お前もしかして興奮してるのか……」
と私が零すとドラゴンは目をトロッとしながら息を切らしながら。
「そんな事ないです……ただ新しい感覚が……」
とさっきの野太い声とは違うメス色っぽいの声を出すと私は疑問に思い。
「もしかしてお前女か?」
と私が問うと。
「我は女じゃよ、何か問題があるか?」
と言うと私は殴るのを辞めると。
「何故辞めるんじゃ」
と言うと私は言う。
「女を殴るのは趣味じゃないからな」
とドラゴンに言うとドラゴンは疑問に思い。
「我はさっきの少女を殺そうと……」
と言いかけると。
「あれ殺す気無かったよな、殺意が無かったまぁだけど興奮して殴ったが」
と言うとドラゴンは少し落ち込んだ声で。
「もう殴ってもらえないの?」
と色っぽい声と落ち込んだ声が混ぜあった声を発するドラゴンに。
「私は人間の女を虐める趣味はあるけど、魔物とか動物は無いからな」
と言うとドラゴン。
「人間なら良いんだね」
と喜んだ声で言うと急に湯気が出ると。
「何これ」
と私は戦闘態勢に入ると。
「これで虐めてくれる」
とその少女は手を広げて私に向けて言うのであった。
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転生したので女の子と同性愛を極めます vanillaしおん @VanillaSION
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