登場人物、特に主人公を魅力的に
登場人物、特に主人公を魅力的に
新人賞を狙うなら、とにもかくにも登場人物、特に主人公が魅力的でなければならない。
これは日本の出版業界のトレンド、というかもはや定説と言っていい。登場人物が魅力的なほうが評価を得られやすいし、売れる。
中でもやはり主人公の魅力は大事だ。この人と同じ体験をしてみたい、と読者に思わせるような主人公にする必要がある。
そのために、まず避けるべきは、どこにでもいるような平凡な人間を主人公にすること。なんの変哲もない普通の学生や会社員では、共感は得られるかもしれないが、フィクションの登場人物としては魅力的ではなく、退屈だ。普通ではない、なんらかの特殊な面を持ち、かつ嫌悪感をいだかせないような人物を主人公にしなければならない。
主人公だけでなく脇役も強固に
もちろん主人公以外の登場人物も、類型的な人物造形を避け、魅力的にしなければならない。
注意すべきは、主人公を優秀に見せたいがために、周囲の人間を間抜けにしてしまうことだ。これは絶対にNGである。それでは周りの人間が全員馬鹿で、主人公だけ普通、というふうにしか見えなくなり。読者の興をそぐだけだ。
主人公も周囲の人間もみな優秀で、かつ主人公が一歩抜きん出ている、という描きかたをしなければならない。
参考資料
https://koubo.jp/article/12308
https://koubo.jp/article/12242
https://koubo.jp/article/12272
https://koubo.jp/article/12310
https://koubo.jp/article/9263
https://koubo.jp/article/12295
https://koubo.jp/article/11470
https://koubo.jp/article/12283
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