【自己紹介企画】自分にだけに通じる創作論15の質問〜はと子版〜

砂鳥はと子

自分にだけに通じる創作論15の質問

今回はたまたま目にした自主企画が楽しそうだったので参加してみることにしました!

基本的に百合しか書いてない、執筆歴5年の自分の創作論が誰かの役に立つことはなさそうですが、

普段、こんな風に考えて書いてるんだなと面白く見ていただけましたら幸いです。


①自己紹介と好きなジャンル。


名前は砂鳥すなどりはとと申します。

ペンネームの由来は鳩が好きだからという単純な理由です。


普段私の作品を読んでくださってる方には説明するまでもないですが、好きなジャンルは百合です。

女性同士の恋愛を書くのが好きです。

私自身もセクマイです。

読むだけならホラーも好きです。

子供の頃から怖い話や怪談が大好きなので。

自分でもいつか本格的なホラーを書いてみたいと思ってはいますが、怖い話を怖く書くのってすごく難しいです。

幻想的な話や和風ファンタジーも好んでいます。




②書くのが得意なジャンルは?


言うまでもなく百合です。

ほぼ百合しか書いてないので、百合しか書けないのかもしれません。

百合以外のストーリーとかも自分の中にはあるのですが、そこまで書き起こしたい欲がなくて、

百合以外を書くことがないです。



③逆に苦手なジャンルは?


百合は百合でも殺伐百合と呼ばれるジャンルは苦手です。

女性同士の幸せな時間を楽しみたいし書きたいので、殺伐とさせたいという感情がありません。


人気ジャンルの異世界転生とか悪役令嬢とかどうやって書くんだろう?どうしたらストーリーが浮かぶんだろう?と思ってしまって、多分一生書けないかもしれません。



④文章・構成・展開・描写・人物・etc……どの要素が1番得意? もしくは自分の持ってる才能を教えて。


突出してこれが得意!というのはない気がします。

文学的な表現が苦手で、何でもストレートに書いてしまうので、それが良くないなと思ってるので文章に自信はありません。

構成も、読者をあっと驚かせるとかわくわくさせるような話も書けないです。

展開も同じく。

風景描写をなるべく入れるのは心がけていますが、読み手はそんなにそこは求めてないかなと感じています。

人物造形もある程度パターンになってしまってて、引き出しの少なさを実感しているところです。


結局どれもだめじゃんって話なのですが、そこは少しずつ経験を積んで、どれかは自信を持てるようにしたいです。 


あんまり深く考えずに書いたシーンがあとから伏線になった、というのはよくやらかすのでもしかしたら何か才能かもしれませんね、と無理矢理言ってみる。



⑤得意な作品構成は1話完結・短編(1万文字前後)・中編(10万文字未満)・長編(15万文字未満)・大長編(15万以上)?


まだまだ長編を書けるだけの持久力はないです。

10万字を一ヶ月で書ける人は自分とは違う星の人間ではないかと思うほどです。

短編、2000〜8000字あたりで書くのが得意かもしれません。



⑥いつもどんな小説の実戦や勉強をして作家レベルを上げてる?


実際に書くのはやっぱり百合か、女の子同士の友情や深い絆なので、それ以外を書いて練習するみたいなことはしていません。

勉強らしい勉強もしていません。

読んでていいなと思った小説の特徴は控えておきます。

それを消化して自分の小説に取り入れられるかは全く別ですが……。



⑦キャラクター・設定・シナリオ・文章表現・etc・何を重視して小説を書いてる?


書くのが百合なので、こんな素敵な人がいたら恋してしまうかも、なんてことを考えながらキャラクターを作っていきます。

理想としては読んでる人が、幸せな気持ちになれたり、恋をしたくなったりするような話を書くことです。

キャラクターとシチュエーションを特に大事に書いています。


文章はなるべく読みやすくなるよう心がけ、難しい言い回しや、意味を間違えて使われがちな言葉を避けたりしてます。

こだわりとして人名には必ずルビを振っています。

連載ものも、毎話ルビを振ります。

日本人の名前って読みのパターンが複数あってどれか分からないこともあるのと、更新ペースが遅いので、ルビは忘れないようにしてます。


 

⑧自分の作品の面白さって説明出来る?


好きなものを好きに書いてるので、面白いと思って楽しんでくださる人には伝わってるのかなと思います。伝わってるといいな。

具体的にどこを、どんな要素を楽しんでもらってるのかはあんまり想像つかないです。

なので説明できません。



⑨自分の改善したい問題点、課題は?


前述しましたが、文章がストーレートすぎるらしいので、比喩表現を上手く取り入れていきたいです。

何でも説明したくなる性分なので、説明したいものはなるべく上手く文章に織り込んで、いかにも説明です!って感じにならないようにすることが課題ですね。



⑩自分のシナリオは「起承転結」どこが面白くなる?


起と結は下手だと思うので、承転の流れを注目してもらえたらいいなと思います。

最後の一文にいつも悩んで、なんかふわっとさせてしまう癖は直したいです。



⑪ハッピーエンド派? バッドエンド派?


ハッピーエンド派です。

私が百合を書く上でのテーマは「幸せな二人」なので、当然結末もハッピーエンドです。

失恋した話も書いたことありますが、ハッピーエンドに比べるとやっぱりあんまり満足感はなかったです。

メリバの重い話もネタとしてはあるのですが、はと子としては書かないと思います。



⑫プロット書く派? 書かない派?


プロットは書きません。

人によっては詳しく書く方もいると思うのですが、

私は飽きっぽいので詳細なプロット書いているうちに書いた気になってしまうので、それを避けるためにほとんど書かないです。

入れるエピソードが多い時は箇条書きで簡素なプロットを作ることはたまにあります。



⑬どれぐらい自分の作品に自信がある?

(★やPV数による客観的視点でも良いし、根拠の無い自信からでも良い。どれだけ自分の作品に自信を持っているか)


正直面白い話が書けた!と思うこともあります。

自分が好きなものを詰め込んでるんだから面白くないわけがない!

でも最初の頃に書いた話は恥ずかしくて読み返せなかったりします。

面白い!と駄目だ!を言ったり来たりしてます。



⑭昨今精度を上げてきているAI小説を自分は超えられると思う? それとも相手にしていない?


小説を書くAIが出た時に、自分の理想の百合を書かせようとして、何度も男女の恋愛話にされたので、

AIは百合を理解しないんだろうかと思ったことがあります。

そういう意味ではAIが書く百合小説への信頼は皆無です。

ただ、AIと自分を比べようとは思わないので、超える超えないという感覚は分かりません。



⑮最後に今読んで欲しい作品、評価して欲しい作品を教えて。面白そうだと思うようにPR(レビュー風に)宣伝して。(複数でも可)


冴子さえこさんと私』

私が書いた小説の中では一番読まれてるので、おすすめするならこの話です。

何も起こらない二人の日常が10万字近くありますが

それでも飽きずに読めるよ!という方お待ちしております。

好きな人は好きだけど、退屈な人にはひたすら退屈な話です。



質問企画に参加して、質問に答えてみました。

また機会があったら参加してみたいです!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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