幽霊になった僕が、あの世に行く前にこの世で楽しむ49日間
@mashiro316
第1話 ああ、死んでしまったんだ
一人暮らしの家に帰ったと同時に眩しい光と共に意識を失った
しばらくして、再び意識を少し取り戻した時には、救急車のサイレンの音、ストレッチャーの車輪のガラガラ鳴る音、慌しく指示を出す医者の声が飛び交っている様子からここは病院ということがわかった、心配蘇生措置を試みているようだったがその甲斐虚しくピーっという冷たく機械的な電子音が部屋に響いた。
その直後、ふわりと宙に浮く感覚がした後、僕は、真上から僕を見下ろしていた。
ああ、死んでしまったんだそう確信した。
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