第四篇 君は踊る
君は踊る。
夢のために、世界のために、己の幸せのために。
時に転びながらも、時に泣きながらも、それでも勇気を持って。
君は踊る。
人生という舞台に立ち続け、笑顔を見せ、元気を降らせる。
それに合わせて拍手は増え、歓声と応援は盛り上がり、君に支えられる人が現れる。
君は踊る。
大きな喜びを掴もうとすれば、大きな悲しみ、苦しみも伴ってくるだろう。
そして僕もできることをしようとしても、君の悲しみ背負うことは、誰にもできない。
君は踊る。
この社会の中、残酷に欺かれ、心が殴られ、人の目が怖くなってゆく。
それでも勇気ある、思いやりある、人々に支えられ君は立っている。
君は踊る。
君の悲しみ背負うことは君にしかできない、残念そうに顔をしかめ、でも決意して。
新たに踏み出す一歩は、きっと誰もが認めてくれるだろう、僕も心から寄り添いたい。
君は踊る。
向かい風の中、間違いが不安になる中、自分を疑いたくなる中。
それでも君は大丈夫、今日もそう信じ続けながら、全力で道を駆けてゆく。
君は踊る。
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