お題をしっかりと生かした秀逸な短編( ;∀;)

KACのラスト飾るお題は、難題だなと悩まれる方が多いかと思います。
脈絡もない「単語」、それらを物語に自然と馴染ませ、さらに面白いものを書く。離れ業だなと私は思いました。

恐らくお題を消化する為に、「単語」として短編の中に紛れ込ませる事がもっとも簡単であり、後はいかに面白いものを書くか、そういう構成になるかと思います。
例えば「僕は天下無双ダンスを布団の中で思いついた!」この一文だけ冒頭に入れておけば、もうお題消化は終り、自由に書けるわけです(笑)。

ですが、ここはカクヨム。世にまだ出ていない「才」が潜む場所です。

お題を真摯に捉え、その膨大な想像力を駆使して、「単なる消化」に終わらずにきっちりと短編を仕上げて来る、そんなすごい「才」があるわけです。

こちらの短編を拝読させて頂き、その巧妙さに感嘆致しました。

お勧め致します。

面白いです、短編の良さが凝縮しております。お楽しみ下さいませ。

皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)