妖精とぶつかって「ンギャッ」ってうめき声をあげるアルピが、もう可愛くって可愛くって愛おしくなりました。文体、独特でやや古風ですね。めっちゃ好きです。小説にセンスというものがあるのならこういうものを指すんじゃなかろうかと。ラストシーンは切ないけれど、大人になるってこういうことかもしれないですね。そういう意味では童話的な童話といった感動を得ました。それとすごく勉強になりました。