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『カラー版 妖精画談』を読む。30年ほど前の妖精たちの世界へ

『カラー版 妖精画談』を読む。30年ほど前の妖精たちの世界へ

土岐三郎頼芸(ときさぶろうよりのり)

おすすめレビュー

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★★★
★83
28人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 歩
    848件の
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    ★★★ Excellent!!!

    実は……

    今の幻想世界はサブカルによって変容してる

    とは、研究者目線で言えることです

    それの善し悪しはともかく、実はキリスト教によっても妖精たちは(性格も姿も)変容させられています

    水木しげる先生はご存命中、世界各国を渡り歩いて妖怪、妖精の研究もしていらっしゃいました

    今の妖怪たちのイメージは氏が確立したといっても過言ではないのですが、妖精に対してももちろんたくさんのイラストも残していらっしゃいます

    そして、解説も

    作者さまはそれを紹介しつつも、作者さまのテイストを交えて、今(サブカル)と昔(水木しげる先生の描かれた姿)の妖精を比較されています

    妖精にしても、妖怪にしても、実は知っているようで知らない

    目からうろこのエッセイでした

    • 2025年3月14日 06:59