『酸素転生』、そ、そんなの初めて聞きましたよ……!? 更には酸素の濃度を変えたり化学式変化までしちゃったり、ある種の無双要素まで! 『酸素無双』……こんな面白いアイデア、良く思いつくものと感動するほどですよ……!?
何より、こういう「えええ!?」と驚かせる酸素転生などのアイデアから始まり、その設定を十全に使って物語を生み出す見事さ!
伏線を散りばめ、それをしっかり回収し、どんでん返しの大オチで再び驚かせてくれる……今回は『酸素』を中心としているだけに、「化学」を学ばせてもらえるようで、面白くて勉強にもなるという一挙両得の秀逸な作品!
約3000字という短編に、驚くほどの仕掛けが詰まっていて、満足感抜群……是非ともご一読、おすすめ致します!
タイトルからして、すんごいところから来たなぁと驚いていますが、内容もすごいです
伏線がめっちゃさりげなくあり、なんだと違和感が残るのにガッツリ回収されるんです
しかも回収される過程で生物の勉強をし直せるんです、あの冗談抜きでこれ生物の参考書や教科書に載ってもいいと思います。
起承転結もしっかりしてて、読みやすいし、相変わらずすごいですね、褒めるところしかないんですけどもう感想こんなものいいですか?笑
私のボギャブラリーではこの作品の魅力を伝えるのはこの辺が限界です。
あとは読んでください。
オリジナリティのある上手い短編作品ってこういう作品なんだなぁと納得できます
大気組成の約2割を占める酸素にまさかの異世界転生。前人未到の切り口で自由に飛び回りまわる衝撃作です。
タイトルに引き寄せられ、何だろうと読み始めたあなた。正解です。
読者の想像を超えた展開が待っていることでしょう。
主人公の酸素は本当なら色々みんなのために助けになりたいのに、中々上手くいきません。
そう、色々やらかします。
そして、どんでん返しももれなくついてきます。
だからこそ面白い。
卓越した発想力が光る本作、短編ならではのニッチ領域開拓に成功している。
変化球の異世界転生モノをお求めの方、
サクッとインパクトのある短編をお探しの方、
こちらは酸素吸入なみに必須の読書と言えるでしょう。
一般に、異世界転生ものというとWeb小説の一大ジャンルであり、テンプレ化が進んでいて、読者に飽きられやすい側面があるかと思います。しかし、本作はその枠組みに変化を加え、目新しさを生み出していると感じました。
なんと主人公は「酸素」に転生します。無生物への転生という設定は、数は少なくとも珍しくありませんが、元素記号Oとして現実世界でも化学的に定義されている存在になるという発想が新鮮です。
また、異世界転生もののテンプレ的な要素を活用することで、最短距離で読者を引き込む構成力が光ります。オチも秀逸で、振り返ると巧妙な伏線が浮かび上がり、作者の遊び心に思わず唸らされる一作でした。
男は、異世界に転生して酸素になった。
この時点で「?」 だが、まあもう少し話を聞いてほしい。
酸素になった男は、むしろ生き生きとしていた。
彼は、炎を強化させたり、
敵の鎧を錆びさせたりと八面六臂の活躍をする……のだが……
……
……
……
……
……
……
ところで、黒澤カヌレ先生の秘蔵っ子を自称させていただいている私から皆様に発表がある。
現在黒澤カヌレ先生は、
こちらの作品を100万字以上の超大作にする旨を表明した。
「俺は酸素だけで京●●彦に挑むぜ!!」とはカヌレ先生の言だ。
この後の展開だが、この世界が緑を得て、
「人間」という諸悪の根源種が誕生した。
これに対抗するために、酸素である主人公はO2から、PUO2へと進化した。
酸化プルトニウムというやつだ。
しかし、この力を逆に人間に利用され、この世界初の原子力発電所が建設されてしまい、
ますます変な形のキノコが生えてしまう……という葛藤の物語を執筆中だ!!
先生の今後の執筆活動に期待しよう!!