義理の娘が貧乳のくせに肉食系で困るのだが
ヘタレちゃん改
第一部(第一章〜第三章)
プロローグ
第1話 しゃぶったら…本気で怒るからなっ!
「…
https://kakuyomu.jp/users/kansou001/news/16818622177030446753
…これは夢だ…夢だと理性が叫んでいる。
夢の中の
「
「だめだよ
にっこり微笑む
「駄目だ
―
―
―
「…」
「…『駄目だ
「…(怒)」
うん、目は覚めた…これ以上ないほど目は覚めたよ!…そんな俺の隣に崩れた制服姿で寝そべっているこの女は!!
「…い」
「…い…イカ臭い?」
「いいかげんにせんか、ごらあ!」
朝っぱらから…いつまで俺の朝立ちしたアレをしごいてやがる!?
ふざけんなよ!?
―
―
―
【
早見
https://kakuyomu.jp/users/kansou001/news/16818792435337454877
いつも軽音楽部らしいギャルスタイルだが(あっさりとそれを許す我が母校の規律のいい加減さよ!)、実は裏の顔は一年生にして生徒会のクソ真面目な敏腕庶務。
バイト先のスタービックス伊勢佐木町店でも老若男女問わず大人気のパートナー(従業員のことをそう呼ぶんだって)とのこと=店長が俺の友達なんだけどさ。
まあ、とある事情でうちはシングルファザー家庭だから仕方ないところはあるんだけど俺に対してだけはなんかやたら仕掛けてくるんだよね…ほんと変にこじらせる前にさ…さっさとファザコン止めて彼氏を作ってくんないかな!
―
―
「…パパ…はづきは頭が痛いです…」
「…頭が悪いの間違いだろうが!」
「酷い!これでもテストの成績はクラス3位以内から落ちたことないのにっ」
俺の鉄拳制裁で後頭部がヒリヒリするらしく、八月は頭を撫でながら涙目で朝食にありついている。
今日の朝食はシンプルな和食のだし巻きたま…あれえぇっ?
「なあ…はづき…ひょっとして今日の朝食当番は、むつき…」
「まあね、完璧超人みたいなむ〜ねえにも弱点はあるんだよ。可愛いいねえ」
早見
「頼むはづき…上手く交渉して…炊事だけは何とかお前が…」
目の前のだし巻き玉子らしきものの色が黄色ではない…いや…なんなら…茶色でさえない…これはまごうことなき…黒…
「…あのさあ…パパ?」
「…なんだよ」
「分かって言ってるとは思うんだけどさ…む〜ねえもパパのご飯作るの楽しみにしてるんだよ?」
「…むう〜」
「パパがそんなこと言ったとむ〜ねえが聞いた日にはさ…我が家はハルマゲドン突入間違い無し…だよ?」
「…」
「…あたし、む〜ねえの単一色になった目の色…本気でコワイんだけど」
「分かった!分かりましたっ!聞かなかったことに…してくれっ!」
そうだよなあ…
でも…二人の炊事当番だと…2日にいっぺんはこれが続くんだよなあ…
「…ところでさ…パパ?」
なんて考えてたら、八月の顔が…いつの間にか悪魔チックになっている。
「…なんだよ」
「…今の失言…すんごい秘密になるよね」
「…」
「これはむ〜ねえに黙っている見返りが欲しいなあ…おっと!こめかみをピクピクさせるのはパパの悪い癖っ!」
「…なんだ…何が言いたい?」
「…しゃぶらせて」
「…は?」
「しゃぶるのやってみたいっ!…パパのおっきいアレ。それでチャラ。明日の朝、どうっすかっ?」
ニコニコと
「お前は…本当に…しゃぶったら本気で怒るからなっ!」
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