第3話
退学してはや一ヶ月、
制服姿…特に通っていたところの制服をみたら本気でむかつくからなるべく学校付近をさけていたのに、どうしてお前らがここにいる。
しかも話しかけてくるなんて、こいつらと親しい訳でもなかったし寧ろいじめまがいな事をされていた私としては予想外すぎて多分今すっごい顔をしてることだろう。
そんな私の心情はつゆしらず、ギャル三人衆の内の白黒グマに一番寄せてきている奴がバッシバシの髪をくるくるしながら口を開いた。
「つか、お前退学してから何してんの?やっぱあれ?援交?」
「それマジだったらすっごい笑えるんだけど。儲かんのそれ」
「いや、こんな奴に金だす奴なんかいねーだろ」
確かにーとぎゃはははは笑う連中に、もう無視していいかなという考えが頭をよぎる。
なんか勘違いしてらっしゃるけど、退学してからは居酒屋一筋しかやっていない。
まぁ、兄の知り合いの店で自営業だから時給のいい夜中に雇ってもらっているけど、それ以外は全然健全な仕事な訳で。
学生や仕事帰りの大人が行き交うど真ん中で、援交とか言っちゃうこいつらの方を退学にした方がいいんじゃないのって切実に思うのは私だけだろうか。
別に今更どうでもいいけどさ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます