アイドルへの憧れ
エリー
アイドルへの憧れ
2009年あたりからジャニーズ事務所のアイドルにハマっている。ハマり方の波はあるが、だいたい実生活がつらい時期にアイドルにハマる。現実から逃げているのかもしれない。就職活動がうまくいってない時期にもまた新たなアイドルにハマっていった。今はアイドルの現場(コンサートや舞台)に行くのは日常になっている。もうあの頃のような熱はないが、日々のエンタメの一部という感じ。
アイドルが好きだと言うと、アイドルオタク以外にはいわゆる恋愛対象として好きなのかと思われることが多いと思うが、そんな単純な感情だけじゃないのがオタクだ。一人のオタクの中に恋愛感情も親目線もプロデューサー目線もあったりする。純粋にアイドルを応援出来てる人っているんだろうか。ていうか純粋にって何だろう?
私はアイドルをどういう目線で好きなんだろうと考えることがある。恋人になりたいと思ったこともあるが、そういう気持ちは長続きしない。現実の人間関係についてもそうだが、長く付き合ううちにどんどんその人の嫌なところが見えてくるからだ。嫌なところが気になってきてもファンを続けられるのは、やはりライブや舞台でのパフォーマンスに魅了されているからだ。その瞬間、アイドルの人間性なんてどうでもいいやとなる。そもそもメディアに出てる面なんて一部も一部だし、彼らのパーソナルな部分は結局わからないのだから。
アイドルに憧れている時、そのアイドルの恋人になりたいという気持ちよりむしろ、そのアイドルと同じ仲間になりたいという気持ちが一番大きい。自分もアイドルになりたい。でもそれは今の自分じゃ絶対に無理なのだ。年齢も、性別も、私の思うアイドルではないから。もし私が十代前半の男の子だったら、歌やダンスを頑張って、アイドルグループでデビューすることを目指したい! そんな風に夢想する。でも実際に十代男子だったらそうは思わないんだろうなとも思う。私が十代女子の頃、女性アイドルになりたいとは思ったことがないし。
十代でやりたいことやなりたいものが明確にあって、それに向かって具体的な努力をしている人はすごい。今オーディション番組にハマっているのでひしひしと感じている。
アイドルへの憧れ エリー @meron-pa
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