随所に見せる昭和のテンション! そして目覚めし、一人の『怪物』!

 色々なポイントで癖になる、とっても楽しい作品でした。

 キラキラした学園生活を夢見て、高校生活を始めた真壁さん。真壁さんは気になっていた男子の立川くんから屋上に呼び出され、ついに告白されることに。

 しかし、そこで響き渡る言葉。「ちょっと待ったあ!」

 あれ? このセリフ、噂に聞く「伝説のある番組」で唱えられたというワードでは!?

 突然漂い始めた「昭和」の香り。その先でも発生する、やはり「昭和」なテンションのやり取り。

 しかし、そんな熱い「昭和」のノリは、令和の感性を持つ真壁さんには、「もっと別のもの」に見えていた。

 そして、「怪物」が目覚めてしまった!!

 その「怪物」の正体がどんなものなのかは、読者の一人一人が確かめてみて欲しいです。もしかしたら、心当たりのある人もいるかも!?

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