アイドルに興味がない方にも、一見の価値があります!
- ★★★ Excellent!!!
アイドルオタクというと、その熱量の高さにドン引きという方もいらっしゃるかもしれません。本作は、そんな「ガチオタ」になっていく過程を赤裸々に綴った、貴重なエッセイ・ノンフィクションです。
精神的にどん底にあった作者様が、興味本位で参加された握手会を、やがて「神イベント」と感じるまでに至る過程には、普段アイドルに関心のない私でも、圧倒的なリアルさと尊さをひしひしと感じました。
自らの心の奥底をさらけ出すというのは、作者様にとって大変な勇気が必要だったのではないかと思います。それでもこの作品を世に出すことを選ばれた作者様に、心からの敬意を表したいと思います。