余りにも深く、丹念に描かれた「人間」それらの織りなす極上のミステリー

まだ序盤の段階でのレビュー恐縮ですが、どうしてもこの作品の素晴らしさを伝えたい！と感じ、書かせて頂きました。

この作品は高校生の少女による学園を舞台にしたミステリーですが、一読して惹き込まれました。
そして、毎回読むたびに惹き込まれます。

その理由は「丹念に深掘りされたキャラクター」が魅力の一つかな……と。

主人公の少女を初めとして、彼女の友人達複数人がみなイキイキしている。
でもただイキイキしてるだけじゃなく、まるで「作者様の身近な人をスケッチしてる！？」と感じるくらい、生きてるのです。

人物全体の描写や心の流れ。
それらが本当に丹念に詳細に描かれているために、拝読しててみるみる惹き込まれる。

作者様は本当に人間が好きなんだな……と感じて嬉しくなる。

そんな「生きているキャラクター」達が作り上げるミステリー。
面白くないはずがありませんm(_ _)m
実際面白いです。

ぜひ一読を！強くオススメします。