第3話 初めてのクエストと初めての買い物
パーティメンバーができて安心感に浸っているのも束の間俺は第2の問題に直面した
「俺らは今金がない。おそらくムミルも先程までの調子を見たところ金を持ってなさそうだ。かと言ってスライムを狩り続けても何も進まないし、そもそも出発すらできない。何か1発逆転できるアイデアとか無いか?」
「ありますよ。」
ムミルは答えた。
「本当か⁉︎ 何だ?」
「ここから北に少し進んだところに小さな金山があるんですが、数日前から魔物の発生が急に増えたみたいで原因も分かってないままなんですよ。」
「それを解決すれば巨額の報酬が手に入ると言うわけだな?」
「はい。」
ムミルは答える。
「よし、では金山に向けて出発だ!」
「おー」
ムミルも応える。
金山に向かう途中何体か雑魚を倒しゴールドも1200ゴールド程集まったので俺は少し買い物をすることにした。
「流石に武器が木の棒っていうのは無鉄砲にも程があるな、何か鈍でもいいから武器が欲しい。」
「あそこに武器商ならいますが、、、」
ムミルが指差した先にはリュックに何本かの杖と剣を積めた旅する武器商らしき人物がいた。
俺は武器商の元へ行き何か武器、そしてアイテムを買うことにした。
「すいません武器が欲しいんですけど。」
武器商が持っている武器の中でも最安値が1000ゴールドでありアイテムを一つ買ったら無くなってしまった。
「なにを買ったんですか?」
「これだ。」
俺が買ったのは戦士の剣、そして受け流しマント これは3回までならいかなる魔法も受け流せるという優れものだ。
「そうですか、では行きましょう。」
俺たちは金鉱山の入り口に辿り着いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます