第49話
夏休みが終わって……再び会う古庄は、もう静香の夫という存在だ。
その現実が思考の中を過るたび、真琴の心は切なく脈打った。
でも、心の中では、もう半分くらい踏ん切りがついている。
このまま上手く諦められたら、静香の結婚式にも出席できるかもしれない。
まだ真琴は、招待状の返事を出していなかった。
静香の横に立ち、幸せそうに微笑む古庄を目にしても、平静を保ち、祝福できる自信がなかったから。
断ち切ることの出来ない古庄への想いと、
敬愛する静香への友情との間で気持ちが揺れて……、
まだ出欠を決められないでいた。
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恋はしょうがない。 皆実 景葉 @kageha_
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