第9話 保憲編 始まりの天の川
エレベータを目指し、
旭が
手が
保憲は幸子を
天を
山城「明日からどうるすんだ」
保憲「どうとでも
お前の炎だ 何も残らない
あのクズのせいで
幸子は
幸子(うるさい 近い こんなに密着して この
鼓動が 熱が悟られてしまうのでは無いか
いや! 私は保憲が好きだ ここまでやって そうでなくては)
幸子「保憲 私•••••• すっ
保憲「幸子さん それは気の
幸子「いえ ありがとう」
保憲は幸子に冷たい
それ以上話すなというオーラだった
保憲「あんな
幸子「
保憲は幸子から目を離した
保憲「幸子さんは その••••全てにおいて
あれで好きになるには
幸子「貴方だって 会話下手じゃない
私、保憲にまともに話し相手にされたこと無い」
保憲「僕は
会話してるように
ただ 見捨てるほど嫌いになれなかった それで十分でしょ」
幸子は心が
幸子「おろしてよ! 重いんでしょ」
保憲「おろして もう
それに ドアが開いたら 2分で
火が回るまで5分 このエレベーター3分もかかるし
ドアが
余りの熱さに幸子は耐えられず幸子は保憲に顔を
スプリンクラーは
山城は保憲を見た
保憲は
保憲「部屋ごとの
山城「何も残らんぞ」
保憲「それで良い いい思い出なんてないだろ?」
保憲は
保憲「行け山城!」
山城は
はめ殺しのステンドグラスがバラバラになって落ちる
山城がぶち破った明かり取りから
保憲も外に飛び降りようとした時
目の前に緑に光る それが現れた
半分白骨化し焼けただれた鳥死骸が宙に浮いていた
「オ マ エ デ 最後 ダ
逃シ ハ シ ナ イ
コ ン ド コ ソ ワガ 手に 」
あたり
思わず目を閉じて
開いた時は
うっそうとした
保憲は立ち上がり辺りを見まわした
カサカサ
後ろの
山城と旭が現れた
山城も旭も白い部分だけ
旭はよく分からない形になっていた。
だが それより先に考えるべき事がある
自分は
る自信があるが 幸子はそうでは無い
もう
義務は果たしだが、
自分は、あの家で落ちぶれたかもしれないが
まだ
保憲はその場に
保憲「旭おいで、疲れてれる所 悪いんだけど
僕のお願い聞いてくれるかな
幸子を探してきて欲しいんだ
どうにもならない時はこの袋を破いて
何が起きても 必ず僕が何とかするから」
保憲は旭を首に布を巻きつけ、抱きしめた。
何だかもう会えない様な気がして
山城「昔ここに来た事がある 気をつけろ 保憲」
保憲 「山城 旭を頼む」
山城は保憲と旭を交互に見た、
保憲「行け! 旭」
保憲は暗い夜道を行く2頭の獣を見送った。
目に映る月あかりも
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