プラトンの哲人政治こそ、と僕はずっと思ってきたんですよ。つまり、国民と為政者の知識倫理レベルは対等でなくてはならず、為政者となる者は全国民が代わる代わる短期的に担わなければならない、という考え方ですね。税金とは、本来自らが行うべきことを代替する者への支払いであり、課税と受益は等価なんです。それが等価になっていない、どこかで滞っている場合に糺すのが為政者の仕事で。つまり、汎ゆる人々が参加せねば、この停滞はなかなか糺せない。
だから、職業政治家を全廃する!これ理屈としては正しいのです。
でも、プラトン先生の最大の誤謬は、多くの国民は倫理にも哲学にも興味がないということで…
まずは教育。そして輪番制を支えるための生活保障。国民皆政治のための増税は、確かに必要かもしれませんね。
作者からの返信
>プラトン先生の最大の誤謬は、多くの国民は倫理にも哲学にも興味がないということで…
日本は特に宗教と政治が分離されていることも関係あるのかなと考えたり。
それに職業政治家も政治家であることにしがみつく、或いは立場の乱用につながる可能性を秘めているかもしれませんし、(国予算の研究者・技術者にも似たようなことを感じることがある)そもそもの教育の形骸化も問題ですよね。
あ、私自身は、国民がちゃんと政治参加しない(その割に文句は酷い)こと自体が、無闇な増税を許す原因ではないだろうか、とそんな話をしたくて。
本当に必要なら増税についても議論が必要だろうけれど、あれもこれも、何なりと理由をつけて吸い上げていく構造に違和感を感じるなと思うと共に、国民側がそういう隙を見せているのでは?と。
国税庁の「税の作文」、そういうのがあるんですね。内容が偏ってるというのが気になりました。
税金の使い方の透明性、ものすごく大事ですね。金額の高低というよりは納めたものが人生や暮らしに還元されているか、ですね。
ベルギーは投票に行かないと罰金だと聞きましたが、最初から選挙税を払わせるとは斬新なアイデアだなぁと思いました(笑)自分は投票権がないので、持っていることの価値が身に染みて分かりますね。
作者からの返信
受賞作の選び方に偏りがあるのか、批判視点の作文が文句や罵倒じみたものばかりで選べないのか、その辺りはわからないですけどね……。
いずれにせよ、昨今の問題点は不透明性に尽きるのだと思います。
正当な使い方をしていても、不信感は感じますよね。
不投票は罰金!それはまた……ヨーロッパの方は「罰金払うのが一番馬鹿らしいからルールは守る」の考え方なのかもしれませんね。
日本人って損得ベースで物事考える人が多い気がしますし、選挙に大枠の税金を消費していることも度々話題になるので、透明化の一手目として誰にも関係のある物事で行って、一石二鳥を狙うのです。笑
そうか、投票権がない立場の切り口も大切ですよね。
>そして投票に赴かなかった場合、該当の有権者は選挙税を追加徴収される。
この余剰の税収は選挙ではなく、災害時など臨時かつ迅速に対応が必要な場合の備えとする。
これすごくいいですね!
我が県、こないだ県知事選だったんですが、夕方に行ったのに投票率10%ちょっとだったので、驚きました……( ;´Д`)
作者からの返信
これで投票総数の確保は自然と進むだろうし、ひとまず余剰分想定だから、投票率100%になっても何の問題もないですよね。期日前投票により各自の都合に合わせて参加しやすくなっているし。
投票に赴かない=考え行動する人に負担を委ねているわけだから、その分税金を納めたら良いです。
いずれにせよ、地震大国なんだから長期目線の蓄えは必要ですしね。
荒野のポロ様
税金、消費税でいっぱい取られているはずなのに、ちっとも還元されている気がしないのは、既に毒されている状態なのでしょうね。もう少し、意識しないと💦
選挙税、いいですね。目的と徴税がちゃんとリンクしている制度がいいですね。
作者からの返信
お返事が遅くなってすみません。
税金についてなんだかんだ文句言いつつも、国民の方が普段は意識外に在るような状態なのかなあと思ったり。
「こう言ったことに税金つかてほしー」「こういうのも」「これは税金でやらんでも」というようなディベートをライトに日常的にできるようになればいいんですけどねぇ。民主主義の国なんだから
(日本人は苦手そうなイメージ)