第2話

 まずわ 『かいどーお ゆく 6 おきなわ・さきしまえの みち』から。


>沖縄戦において、日本軍は首里を複郭陣地としたため、ここで凄惨な最終決戦がおこなわれ、このため、兵も石垣も樹も建造物もこなごなに砕かれた。この戦いでは住民のほとんどが家をうしない、約十五万人の県民が死んだ。沖縄について物を考えるとき、つねにこのことに至ると、自分が生きていることが罪であるような物憂さが襲ってきて、頭の中が白っぽくなってしまい、つねにそうだが、今はどうにもならない。(あさひ‐ぶんこ P.19)


 おきなわで 15まんにんの 「けんみん」が なくなったのわ、おきなわお すていしと する さくせんに よる ものでわ なく 「ふくかく‐じんち」とやら いう じんちの けーしきに よる もの と よめてしまう ひょーげんで ある。さらにわ ぐんぶに よる じゅーみんえの しゅーだん‐しの きょーよー、すぱい‐あつかいに よる しょけーなどおも おおいかくしてしまう ひょーげんでも ある。「せーさんな さいしゅー‐けっせん」と いうが、けっせん と いう ことばの いみ する ぐんたい‐どしの ぶつかりあいにのみ おきなわ‐せんの むごたらしさが ある わけでわ ない ことわ いうまでも ない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る