第16話 2周目12歳②

「ちょっ。見たな?」

「見たなーって、また何を書いてんねん??」

「見られたから言うけど‥‥‥‥‥呪いの手紙。恐いやろ??」

「恐ないわ〜。アホか?もーえぇー大人なんやから、そんなんするなや!」

「ってか光司君って凄いよね?毎日、お子様に混じってよく遊べるね(笑)尊敬する。」

「尊敬?バカにしてるだけやろ!」

「あっ。バレた?」

「はあぁぁぁぁー。もう、えぇわ。その手紙、維には出すなよ!」

「えっ。何で?維ちゃんに出したるから‥‥‥俺がずっと守ったる!っとか言えば?キュンってなるかもよ〜?出さんでえぇんやな?」

「えっ。待って!ちゃんと考える。それより!俺、6年で交通事故に合うやろ?」

「あぁー。当たり屋か?みたいな‥‥運転手がお気の毒の事故ね?」

「あー。それそれ、日にちわかる?」

「確か‥‥‥5月の運動会の帰りにふざけるんよ。今回は気をつけなさいよ!運転手がかわいそうなんだから!!」

「分かってる。だから日にちが知りたかってん。サンキュー。」

「流石の光司君でも、運転手に悪いと思ってたんやね。よかった。」

「あぁ。それは返す言葉がねー。ってか呪いの手紙だすなよ!せめて不幸の手紙にしろよ!」

「嫌よ。毎日、暇なんだから面白味がほしい。」

「そんなんだから、何回、やり直しても、さく君と上手くいかないねん!」

「はあぁぁぁぁー?」

「性格なおせ!まぁー。ありがとな!」

あと、5分も休み時間があるから運動場に急いで戻る。日にちが分かれば、こっちのもんよ!!

イヤイヤ。毎日、気をつけるけどな。

さくらちゃん‥‥‥‥呪いの手紙を赤字で書いてたしーほんまにヤバイオンナやな‥‥‥‥‥‥‥。コワッ。

でも、確かに‥‥‥‥。呪いから守ったら維は俺に惚れるかな??

アカンよな?維は以外にビビリやから、毎日が恐怖になるわ。絶対にアカンな。インチキやしな。

ちょっといい考えやとおもったけど‥‥‥‥あかんな。

さくらちゃんって‥‥‥‥ほんまに、しょーもない事ばっかりするな。3回目ともなると刺激を求めるんかな??わからんなー。

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