第29話「あとがき」

 怜と、怜の仲間の物語は一旦これで終わりにします。

 怜は『オートバイ』を通じて自分探しの旅をしていたのかもしれません。

 傷つけ、傷つき、怜は大人になっていきました。

 それは誰もが歩む道だったのかもしれません。


 それでも、怜はひたむきに、目をそらさずに歩き続けたられたのは、茂樹や『オートバイ』で出会った仲間たちが、いたからかもしれません。


 怜は、あの温かな教室で、ただ笑いあった雪村雫と旅に出ます。

 今度はどんな『オートバイ』が彼を迎えてくれるのかは、彼と雫と子供たちの冒険と共にあります。

 そのお話は、またの機会に。

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オートバイⅡ そぼろはるまき @yuichikmgt

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