この短編集は、そんな怪談好きの、小腹を満足させてくれる作品だ。カレーの段階みたいに、1話2話3話と怖さが増してくるようになっている。1話ずつ楽しむのも良いけれど、私は一気に読んでしまった。お陰で、今晩、お風呂に入るのが、怖くなっている。
ガチまじ怖ぇんですけど、えええ! じつわー?!って悶絶しました。あのね。上手い人が書く実話怪談ってホンキでヤバいんですよ。ホンキでヤバいんですよ!(二度言わなきと気が済まないレベルなので言ってみました)どの作品も秀逸。一話選んで「これがいいよ」って紹介しようと思ったけど、選べませんでした。どれもそれぞれに良い!です!!読んでね!読んでね!ホラー好きならアガりますよーU^ェ^U
このお話に出てくる怪談は、どれも人の前に出てきては目の前で消えてゆく何か体験者に訴えたいのか、その真相がわからないのが、体験談らしいと思いましたどれも不思議な体験ばかりですが、石段の怪奇現象が一番怖くて危ないと思いました。どれも不思議で怖くて面白いお話ばかりなのでおすすめです