質問集企画 vol.6 -カクヨムコン10の作品について- ~ フォーマルハウトの竜人(ドラゴニュート) ~
九十九 千尋
こういうの初めてなんですけどタグとか何が良いんですかね?
突然ですが……
祝!! カクヨムコンテスト10 締め切りまでに10万字達成!!
ィェ━ヽ(*´∇`)人(´∇`*)━ィ!!
正確にはこれは小説じゃないから顔文字も使っちゃおー 縦書きしちゃおー
さて、しかし問題がありましてですね…… そ
ら
「うちの作品、読みにくくね?」 人あ
「ってか、これ読者選考通るんか?」 がん
「他の人の作品読んでる暇なかったからなぁ」 寄な
り難
そう、うちの作品のPV数、壊滅的です!! つし
そこで参加しましたる面白そうなこの規格ぅ!! きい
これで、うちの作品のPV数が少しでも増えれば…… ま話
せ書
んく
というより、拙作の設定、めちゃ多すぎて、語りたいこと山盛りなんです のか
でら
す
そう、我が作品群の中で、過去一番作者のための作品が、今、書かれる!
ところで、質問内容今から読むんですけど、だいじょうぶっすかね?
あと縦書きうるせぇ!! などと茶番交えて、やってみましょう!!
----- ご著書について質問します。-----
【Q1】紹介したい作品を1作、タイトルを上げてください。(URLも可)
カクヨムコン10に参加してしている作品のみです。
【A1】「フォーマルハウトの竜人(ドラゴニュート)」というタイトルです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093088921184387
フォーマルハウトは実は適当に選んだ星で、後々色々設定面で後悔しました。
【Q2】カクヨムのジャンルに縛られず独自に言うとどんなジャンルですか?
【A2】SFっぽい世界でファンタジーやりつつ内容はヒューマンドラマでここは今から胡散臭い心理学のお話です。
ただ、SFをメインとして据えたのに失敗したなと思ったのは、ある方曰く「SFとは『現代より進んだ科学技術がある状態で、人々の生活や価値観がどう変化したか、そうすることで何があるか』を描くのがSFだ」という話がありまして……
その話聞いたの、私二話目書き終えた後だったんですよ(白目)もっと早くに知っていれば……
……きっと変わらないです(ぇ
というのも、私、三話目はある程度そのことを意識して書いたのですが、どうにも私は根底に民俗学と心理学がある人間なので「ホモサピエンスが今の形になって四万年。人類が定住するスタイルの社会を構築して四千年。人類の脳は未だに“大地を流浪することを前提としているのでメンタルを病む”以上、プラス千年しても、スマホを越える超科学技術が普及しても人類の根底は変わらねぇ!!」
って作品を、結局私は書きたいのだと思います。
【Q3】おおまかな内容を教えて下さい。
【A3】え、あ、Q2で言った「SF世界で魔法使って心理学の話をする」がまさにそれなんですが、もう少し詳しく語りましょう。すでに文字数すごい? でも語る。CMの文字数が多くてCM読まれなさそう。でも語る。語るったら語る。
3024年2月3日という、カクヨムコン10締め切り日より1000年後、人類が地球以外の星に住んだり、ワープですんごい遠くまで移動できるようになったり、自前の脳みそからインターネットに接続できるようになっちゃったりしちゃったりなんかした世界。
フォーマルハウトがハーフサイズにカットされる事件が起こります。カットフォーマルハウト二分の一。大爆発の大惨事。阿鼻叫喚の頞哳吒地獄 。
そんな事件を起こしたと噂になった存在が「フォーマルハウトの
そのナニカだと自覚があるクローン兵士の一体、ANT-369、アンチと名乗る者が主人公として、賞金稼ぎとしてなかなかグレーな仕事を、銀河を駆け巡りながらしていくお話となっています。
しかし、依頼に関わる人の人生だったりメンタルだったりがヤバタニェン! それを見て放っておけばいいのに、アンチくんの『前世』の記憶が“善人ムーブ”を強要してくるセルフハラスメンッツ!!
相手のちょっとの反応に機微に反応してその心根を読みながらあれこれ行動するも、どうしても限界があるのよ!! 作
ああ困りますお客様お客様困りますもう無理ですお客様!! 者
最終手段として魔法で事態を解決します!! は
ま
だいたい、そんな、感じ、です。 と
め
……でもそもそも、アンチくんも色々問題抱えてるんですよね(ニチャァ 下
手
で
す
理論物理学から心理学や神話学、民俗学、脳科学と幅広く浅くニワカに齧った知識満載でお送りしております!(おい
【Q4】主人公について教えて下さい。
【A4】名前はANT-369。アンチと名乗るクローン兵士。
実はパーソナルな数字はしっかり決めてありません。また、作中ではわざと主人公の外見に関する描写を少なくしています。読者の中のアンチくんをイメージください。
基本的に性格はどっか抜けてて親しみやすく、且つ、どこかゲスにしようと思いました。
相対する相手の行動のちょっとした変化や意味合いをキャッチして、その心が何を思っているのかを察知することに長けているので、精神攻撃が基本です(どうなんだこれ)
設定的には、特殊なクローン兵の一体です。
この世界のクローン兵は「過去に生きていた人類の中でランダムに選んだ人物の記憶と価値観をベースにして、クローンたちの基礎人格を形成する」形で人格が造られています。
なので、ある意味転生……でも魂なんてあるのかしら?
むしろ、アンチくん個人としてはこの『前世』が“死にたがり”だったせいで、また無駄に“他人に人一倍臆病”だったせいで、ものすごく苦労することになります。
なお「男でも女でもなく子供のような外見をした白髪の者」と作中では呼称しています。
実際の性別に関しては作中をご確認ください。
……子供っぽい外見にした理由ですか? 作者の癖です(ぁ
【Q5】主人公の他に注目して欲しいキャラクターがいましたら紹介してください。
【A5】この作品は基本的に「悲劇まっしぐらのお話」を一度作り、そこにアンチくんをぶち込んでちゃぶ台返ししてもらう形で造っております。なので、各話ごとに、アンチくんの視点ではない真の主人公が存在します。
良ければ、アンチくんが関わらなかった悲劇バージョンを想像していただけると、アンチくんの思考回路がなんとなくわかるかもしれません。
また、この作品を書き始めた頃、どうしても使えなかったフレーズがあります。
それはアンチくんの紹介の際に「この世界で唯一魔法が使える存在」と言えなかったことです……彼は、唯一の魔法使いではない!(この設定、正直悩みました)
アンチくんと同型のクローンは、他にもいるんです。そしてそれらは全員、お話の根底に関わる、性格が一癖も二癖もひん曲がった、キャラの濃い奴らです。
基本的には名前が付いてるような人物はみんな、ある程度プロファイリングをしつつ書いております。つまり、ヒューマンドラマによくある、どいつもこいつも注目してねってことです。
【Q6】作品中で好きなセリフまたはクダリ(一節)を1つ紹介してください。
【A6】んー、各話ごとに「ここぉ!!」って場面は複数あるんですが、基本的にはアンチくんが、様々な問題を抱えた人の心理状態を紐解いたりにっちもさっちも行かない事情を抱えてたりする人らが、膝を抱えて蹲り始めた所で「うるせー! しらねえー! 幸せになれー!!」って奮闘してるシーンですね。
強いて言うなら「お前らの事情なんて知るか!! お前らが幸せにならないと『俺』が困るんだよ!!」ですかね。
(あれ? こんなセリフだったかな? 作者記憶が平行世界見てるかも(待て)
【Q7】この部分にはチカラを入れたという個所はありますか?
【A7】毎度毎度、舞台になる星の設定とかは頭捻ってます。しかしだいたい適当です(ぇ
一応、作者の趣味として、登場人物の精神環境は、料理に加える塩コショウのレベルで荒らしています(ぇぇ
そうすると、メンタルヘルスの面で取っつきやすいからですね(満面のゲス笑み)
ま、まあ……結果かなり読みにくくなってしまったのは、正直反省点です。
人の反応の機微を細かく書くなら常に書けよ、とも思いますが、さじ加減って難しい。
結果として、背景描写、SF特有のアイテムや世界観の設定、人物の描写とその行動の心理学的な意味、と、文章量が膨大です。まるで昆布の如く噛み応えバッチリ。
【Q8】苦労した点はありますか?
【A8】あれ? 私先の回答で後の回答をしちゃう失敗してる? これw
と言いつつ、過去一苦労せずに書いている気がします。
本当はもっと、三幕構成やヒーローズジャーニーを気にして、もっと学術書や論文と睨めっこして、毎日三食食べてエオルゼアに住民税を納めてフロントラインでヒャッハーして書いた方が、多分、もっと取っつきやすく親しみやすく、面白い作品になったのかもしれません。ララフェル吸いたい。
苦労している点、とは少し違うかもですが「想像より取っつきにくくなってPV数が伸び悩んで、PV数を見るとちょっと気分が落ち込む」ぐらいでしょうか。
あ、苦労している、でいえば、今のところ連載開始から毎日更新を続けてることですかね。基本的に「降りてこないと書けないタイプ」なのですが、これはこれで正直楽しいです。
【Q9】どんな方に読んでほしいですか?
【A9】この作品は……いろんな人に呼んでほしいですね。
書き始めるきっかけは、私のメンタルが摩訶鉢特摩地獄に落ちてたからなんですが、ぶっちゃけ、脳が疲れてる人はこんな難しい話、読まねぇし読めねぇよww とも思います。
様々な出会いと別れと失望がきっかけで、でも憎しみからではなく、誰かの何かが、前向きに変わればな、との思いで筆を執り始めました。多分、他ならぬ私が前向きになるための作品なのです。
なので、私の様に「誰かのために成りたいけど成れない。自分が居ることで誰かの席を奪っていることに呵責を覚えてしまう。自分の人生うまく行かねぇ気がする」という人に……心に余裕がある時に読んでほしいですね。
ぶっちゃけ、メンタル沈んでる時にはキツイ場面もあるんで(ほんとブレブレで申し訳ない)
まあ、考察とか読み込みとか大好きな、かつお節の圧削りをオヤツに食べるような人に読んでほしいかもしれませんね。
【Q10】この作品をカクヨムコンにエントリーさせた理由と意気込みなどをお願いします。
【A10】いやあの、私先の回答で後の回答をしちゃう失敗してる? これw(リフレイン)
ああ、でも、最初の最初は、実は別のコンテストであった「SFと魔法をかけ合わせた作品を募集します」っていうのに、箸にも棒にも引っかからなかったことから書き始めたんです。あれ、もしかしたら私は悔しかったのかもしれません。
そこから「SFの世界にドラゴン出してみようぜ」から構想が始まり……ちょっと私の人生に色々あり過ぎました(苦笑)
ここだけの話、一話を除く各話の冒頭に差し込まれる「人工古戦場 エインヘリアルの夢」というのは、現実社会のメタファーだったりします。
そう! メタファー:リファンタジオ! すんごい良い作品なんです!!
買って!! やって!! 楽しんで!!
……あれ? これ何のCMだっけ?
「フォーマルハウトの竜人(ドラゴニュート)」
https://kakuyomu.jp/works/16818093088921184387
クローン兵Sシリーズとは何なのか、フォーマルハウトの
縦横無尽に多数の伏線を張っております……(作者回収し忘れるんじゃねぇかな)
お時間ありましたらば、
是非……
質問集企画 vol.6 -カクヨムコン10の作品について- ~ フォーマルハウトの竜人(ドラゴニュート) ~ 九十九 千尋 @tsukuhi
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