蝶の羽ばたきひとつで……

バタフライエフェクト。
それは、北京で蝶が1匹飛ぶと、その小さな気流が数ヶ月後にアメリカに嵐を起こす可能性がある。と言うやつだ。


それを間に受けた蝶々達が、ありがた迷惑にも人間の文明を、自らのバタフライエフェクトによって崩壊させようと試みた。

経済を崩壊させるもの。
生態系を破壊するもの。
闇雲にスカートを捲るもの……

もちろん、たかが蝶の1匹で人間の文明が崩壊するはずがない。
いや……『はずがなかった』


衝撃のラストはご自身の目で見届けてほしい。

……ところで、黒澤カヌレ先生は、この物語の続編の構想中であり、

色々あって●●●●年にタイムスリップしたのちに、
さらにそこから異世界に転生する因子となり、
蝶から海老に変身する。

「蝶の羽ばたきよりか! 油で揚げられている時のエビの勢いの方が強い風圧が出る!
これからは エビフライエフェクトだ!!」

と言うセリフの後で、エビフライを食べた人間の健康状態を破壊し、プリン体を増殖させて主に足に激痛を走らせる。

「思い知ったか。これが『痛風』だ!」

……という物語の近日公開を控えている。先生の活躍に期待したい!!

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