第13話
「褒められてるのか
貶されてるのか
よくわかんないけど…」
「褒めても貶しても無いよ…
…で どんな我が儘通すの」
「俺さ…生まれた子に会う前は
暖華が望むなら…
暖華と子供は表の世界で
生活させようと思ってた
目の届く距離には居てもらうけど
子供の為にも…
山口じゃなく東上でって
龍夜が 唯羽が生まれてすぐに
年子でもう1人って言ったのは…
龍夜は絶対 口に出さないけど…
瑠羽ちゃんと唯羽の為だけじゃなくて
俺と暖華の子供の事も考えてなんだよ
もし…
唯羽に妹も弟も生まれなければ
基本的に唯羽は一人でしょ
そうなると…
生まれてくる俺の子は唯羽の隣で
男なら唯羽をまもる
女なら唯羽を支える
そんな存在になるんだよ
でも…暖華は今 グレーゾーンだけど
完全にはこっちの世界に入ってない
唯羽に弟か妹が生まれれば
二人で支え合えるから…
俺の子は…
こっちの世界には入れない
そんな選択肢が増えるんだよね」
「龍夜と光らしい 話しだね…」
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