この主人公には『助ける』ということの本質がある

助けて、助けて、助け続けてたら、助けられるものが(とりあえず)なくなった人?の話。

無自覚な自作自演もマッチポンプも恩着せがましさもない、あまりに純粋な『助ける』なので、最終的にほとんどの場合で恩仇される結果が残ってしまうのが、現実でもあるあるで苦笑い。

ともすれば不快感が先に来てしまうような地味に難しい題材を、読みやすく上手くコメディタッチに調理してて、作者さんすげーなと。

とても面白く、良い作品でした。

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