スキル、売ってます。(癖は強いね)

こころみのる。

第1話 前座の田中くん

ここは、どこなんだ?

何も無い白い空間がそこには広がっていた。


って、異世界定番のあれね!


トラックドーン!

光ファァン

神がデデーン


「お前、シンダ!ゴメンネ(>_<)」

俺「ヘ?」


って感じのね!理解。




俺は田中遥斗!




ライトノベルに詳しい高校生!この状況は理解したぜ!友達は浅く狭く、兄弟はいない陰キャ。

もうこの俺に怖いものは無い!泣

なんせ、この状況を何回もシュミレーションを重ねて生きてきたからな!



ひゃっほーい!最高だ!何度夢見たことか!異世界で無双しまくるぞ!

テンション高いな、俺、反省しよ。

とりあえずスキルほしいです!



田中は、何もなくとても白い空間を見渡して

見つけた、違和感ある一点を凝視する。


「ん?」


田中は"それ"が気になり、

空虚な空間を歩いていく。


「なんだろあれ。ここにあんなのがあるのはおれの持ってるラノベにはないな。」


あんなもん知らない!で思ったけど、

俺が知らない物語に転生するってこともありえるかもだな。だから"あれ"のことを俺は知らない可能性もある。

その場合がまずいな〜


田中の悪癖の1つ、

「もしもの話でたくさん考え事」をしながら、

田中は"その建物"に近づいた。

少し目が悪い田中は、

目を細めながら、文字を読む。



「文字読める系か!助かるぅ。えーと、」



スキル、売ってます。



どうやらスキルを売っているお店のようだ。

へー!スキル売ってるんだ!便利ぃ!



、、、売る場所間違えてね?

ここ、神様が管理してる場所とかじゃないの?


店の人が店の中からみれば田中が

こちらを睨んでいるように見えたことだろう。


「この定番の白い空間で店屋開いてるなんてラノベ、俺は知らん!」


もう一度言ってみた、田中である。


とりあえず入ってみるか!

たのもーー!!



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小説を書いております。作者です。

初めて執筆しておりますので、暖かい目で、

体も暖かくして見てくれると幸いです。

最近寒すぎるので!お気をつけを!

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