詩集「幸せになる権利」

遥 述ベル

幸せになる権利

幸せになる権利なら持っている

義務はない

義務が欲しい

幸せに縛られるなら本望だ

ムチで打たれたって痛くない


勇気は持っていない

知識も持っていない

人望も持っていない

何があるって言うんだ

幸せになる権利なら持っている


勝手に権利を放棄する者がいる

私は違う

権利を権利として主張する者である

さあ、私よ、幸せになれ


権利があってどうして届かない

権利があったって足りないじゃないか

権利があると聞いて生まれてきたのに

権利は言葉のあやなのか?


生まれてしまったからには

権利を手放しはしない

私は幸せになる権利を唄う者だ

誰にもこの権利を侵させはしない

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