第5話:コーヒーに映すたま風魔方陣
【ひとこと紹介】
★★コーヒーに映すたま風魔方陣
季語:たま風
【レビュー】
亡くなった人の分まで席や食事を用意することは、よくある話。ただそれが、コーヒーとの取り合わせであるということ。
コーヒーから想像するのは「苦い」・「成長」・「変化」。大人になることによって、変わることもあれば、そのままのこともある。
飲まずに用意した居ないはずの彼女のコーヒー。砂糖やミルクまで混ぜる優しさが、少し猟奇的な雰囲気にも感じてしまい、空想の人なのでは
【メモ書き】
コーヒーの句には、何度か挑戦しているが、これまでも中々上手く詠めていない。「苦い」・「成長」・「変化」だけでは、あるあるの凡人発想。それとは違う発想で、かつ共感出来るとなると難しい。
今回は、コーヒーに混ぜたミルクにスポットライトを当てる。喫茶店で、彼女の分までコーヒーにミルクを入れて混ぜることはない。ミルクの量や混ぜ方や順番は、個性が出るところ。
作品として意図したところかどうかは分からないが、そんな違和感が閃きのきっかけであり、そこから発想を飛ばした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます