第8話 冒険者ギルド
スイングドアを押し開けると活気に満ちた空気がドっとなだれてきた。
冒険者ギルドは室内の半分が酒場にもなっているため、昼間から酒に酔った冒険者たちの笑い声がそこかしこから響いてくる。
口汚くののしりあっている声まで聞こえる。
あれはケンカというよりコミュニケーションなのだろう。
ついさっきまで異世界の光景に戸惑っていたのがバカバカしい。
この雰囲気、この喧騒、まさに憧れていたファンタジーの空気だ。
俺、本当にコレクターズの世界に来たんだ……。
俺はいよいよ異世界にやってきた実感に包まれ、いやが上にも気持ちが高まった。
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