猫への嫉妬に終始せず、社会への恨み節をラップのようなポップさでコーティングしている。暗さの中に脳裏に焼き付く中毒性がある。明治期の文豪を想起させる文才がある。
吾輩は猫である、を思い起こさせながらも軽快なタッチ。見事です