第4話 変なミステリー

 私は基本アイデアありきで作品を作ります。

 特に意識していないのですが、変なミステリーのアイデアばかり思いつきます。

 思いついたら、ChatGPTのプロンプトに入れてプロットを作っています。


今まで思いついた変なミステリー


・変な動機

 私は、唐揚げにレモンを掛けられるのが余り好きではないので、この動機で殺人事件が起こしたらどうなるだろうという発想で作りました。

 また、加害者が唐揚げにレモンを掛ける事の功罪ばかり語り始めて、殺人事件の事がどうでも良くなるというアンチミステリー感を出してみました。


 「唐揚げレモン殺人事件」

 https://kakuyomu.jp/works/16818093091749590134



 同じく、変な動機の殺人事件として「ダジャレ殺人事件 ~ 耳を蝕む言葉の牢獄」を作りました。

 私はベタなダジャレが余り得意でないので、上司のダジャレで殺意が芽生えるという話にしてみました。

 結果、パワハラ告発の社会派小説のようになりました。


 https://kakuyomu.jp/works/16818093091591383322

 

 最初、ダジャレをChatGPTに考えさせましたが、以下のようにダジャレとして成立していない意味不明な事ばかり言ってきました。

 私もChatGPTに対して殺意を覚え始めたので、仕方なく、ダジャレは全部自分で考えました。

 

 「今日は ‘冷蔵庫’ も ‘連続コ’ で冷え冷えだな、なんちゃって」

 「いやあ、今日の弁当は ‘カツ丼’ じゃなくて ‘勝つどん’。いつでも勝ちに行くからなあ、俺は」

 「お前、明日は ‘残業’ しなくてもいいよ。‘ザンネンギョウ’ にしちゃあ、俺が ‘泣いちゃう’ からな。はっはっは、意味わかるか?」

 「いやあ、今日は ‘さけ(鮭)’じゃなくて ‘しゃけ(洒落)’を食おうと思うんだ。ダジャレだけに ‘洒落’ で飯がうまいってやつかな」


・変な犯人

 ・読者が犯人

  「虚無への供物」でも読者が犯人という事に言及してますが、少し発展させ、最後に読者への煽りを入れてます。


  「虚構館殺人事件」https://kakuyomu.jp/works/16818093092222533482


 ・AIが犯人 

  変わった犯人による殺人事件をChatGPTに作らせた所、これが出来上がりました。

  「AI-driven murder」 https://kakuyomu.jp/works/16818093092253538975


・変な被害者

 「自分を殺した容疑者が自分」という我ながら何言ってんだという感じのミステリーをChatGPTにむりやり作らせました。

 マルチバースSFっぽい小説になりました(カクヨム未公開)


・変な探偵

 ・探偵が全く事件を解決せず、探偵が事件を解決してくれると思うなんて甘えるなと説教をしてくる

 ・探偵がコタツに入ったまま動かず、安楽椅子探偵として事件を解決

 ・殺人事件の聞き込みをしようにも、カフカの「城」「審判」のように延々とどうでもいい話をされて捜査が進まない

 ・働きアリや微生物が探偵

 (全てカクヨム未公開)


・変な文体

 ・過剰に官能小説よりの淫靡な表現をする

 ・落語形式のミステリー

 (全てカクヨム未公開)


・変な見立て殺人

 ・殺人事件現場にたぺっこどうぶつのライオン、ペンギン、キリン、ゾウなどが置かれている

 (カクヨム未公開)


・変なテーマの殺人事件

 ・熱々おでん、二郎系ラーメン、0点のテストなど

 (0点のテストはカクヨム未公開)


 「熱々おでん殺人事件 ~湯気に隠された真実~」 https://kakuyomu.jp/works/16818093092023489581

 「ヤサイマシマシニンニクマシマシ殺人事件」  https://kakuyomu.jp/works/16818093092020898186


・変な凶器

 ・餅、ピーナツバター、飛び魚、階段などが凶器

 (ピーナツバター、飛び魚、階段はカクヨム未公開)

 

 「餅殺人事件」https://kakuyomu.jp/works/16818093091456563626


・変な展開

 ・殺人事件を推理している探偵に対して、作者のグチが聞こえてくる。


 「虚実の名探偵」 https://kakuyomu.jp/works/16818093091748676719


 ・殺人事件を推理している最中、作者の友人と名乗る男が現れ、全ての真相をネタバラシをしてきて台無しにする。

 (カクヨム未公開)

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