第17話:研ぎ
皆様お早う御座います、まちかりです。
しばらく間が空いてしまいました、申し訳ありません。
ところで皆様は包丁が切れなくなったら、どうしてますか?
包丁屋に研ぎに出す=まあ妥当なところでしょう。
こすったら研げる器具を使う=まあ、コンビニエントな物がありますからね。
包丁ならまあ包丁屋さんに持って行っても、イヤな顔はされないでしょう。
(ブランドが違うと、露骨にいやな顔をされますが)
しかし、これがナイフとなると話が別です。
ナイフを研いでくれる研ぎ屋さんってあります?
まちかり、見たことがありません。
「じゃあどうするか」っていうと、
「自分で研ぐ」って話になるわけですよ。
包丁より高い硬度を誇るナイフも、不思議なことに切れ味が鈍ります。実は紙を切るって言うのは、意外に刃物にとってストレスの高い作業だったりします。肉や野菜、果物を切るよりも抵抗があるんです。
ですから、レターオープナー代わりにしていても切れ味が落ちていくわけです。そうするとスパッと切れなくなる、じゃあ研ぐかという話になります。
しかし納得のいく出来栄えにするのが難しい。出来る限り刃先(トップと言います)から根本まで、同じ出来にしたいのですがこれが難しい。必ずどこかの切れ味が悪かったり、反り返し(削り残し)があったりします。
先日ダイヤモンド砥石なる物を買ったんですよ。水がいらないって言うんで、どんな優れものかと期待しましたが、100円ショップの砥石に劣るひどいものでした。
なにしろ刃にツールマーク(削り跡)が残るのが一番気に食わない!
こんなことをブツブツ言いながら刃物に向かっていると、執筆時間が減るわけなんですよ……困ったものだ(笑)
だって1~2本の話じゃないんですから。
え? そんな数のナイフなんて何に使うのか、ですって?
そればかりは言えませんな、ふふふふふ。
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