魔馬転生

第3話 大接戦

狼は泉を飛び越えて俺に攻撃してきた、その爪はさぞかし鋭いのだろう、その牙はその顎はさぞかし強力なのだろう、しかし俺が逃げ惑うと思っている様な顔は気に食わないな、死ね。

飛びかかってくる狼に対してカウンター気味の後ろ蹴り、子馬だったとしても馬の脚力は凄まじく、飛びかかってくる狼の勢いもあって即死するはずと思ったが.,結果は致命にならず、あいつは自身の前足を一つ犠牲にして耐えた、そして脚が破壊されたにも関わらず高速で距離を詰めてくる。残った前足で繰り出される脚狙いの攻撃は脚を上げることで回避し、噛みつきは後ろに下がって回避する。前足の攻撃力は地面を割っていたから1発でも喰らえば致命傷になるだろう、守るべきは首や頭、そして脚。頭や首は被弾したら即死と考えていいだろうし、脚は俺の主要攻撃手段であり、逃走手段だ、怪我することは許されない。さっき狼の攻撃を避けれてたのは距離が空いていたから、脚を怪我して動きが鈍っていたからだ、決して自分の能力だけで避けれた訳では無い、どちらも防御力はなくどちらかと言うと相手の方が火力が上,,,,.このまま行けば勝てるだろうが万が一がある、気をつけて行動しよう。

【次回予告！】

次の一撃で勝敗が決まる、主人公は負けちゃうの！？次回！乱入者　デュエルスタンバイ！