ちょっと予想外だけど良質なホラー

タイトルを見た時は心霊系かと思ったんですが、読み進めていくうちに「あ、そっちなんだー」となりつつも、タイトルの日付でゾッとなる良作でした。

個人的には、反抗期の息子とちょっと険悪になっただけで殺害して、それをバラバラにして冷蔵庫に隠しちゃう母親が一番怖かったですね……

それと、父親もそれに特に反応がなかったのも気になりますね。もしかして最後の事故というのは一家心中を図ったって事なんでしょうか……?

父親がいつもは仕事でいないのにこの日は帰ってきたというのも、仕事がリストラされた事を示唆しており、母親も息子を殺してしまったのでお先真っ暗となった事で、何も知らない娘を連れて自動車事故にみせた心中を図ったとか……?

もしそうならまた別の恐怖がありますね。

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夏休みの日記