死んでも時を戻して、何度でもやり直せる能力。
便利なようですが、死ぬ時痛いのがやっぱりいやだ。
死ぬよりはマシなんでしょうが、何度もやり直さないといけないとなると、
途中で心が折れちゃいそうです。
そこで最後まであきらめずに立ち向かえるものだけが、物語の主人公になれるのですね。
凶悪なモンスターが跋扈する世界で狩るハンターとなった主人公が、死に戻り能力でとにかく死にまくりながら何とか勝機を見出していく根性系英雄譚です。
死ぬ時の描写がマジで怖いので、死に戻りする時に挟まれる「長い行間の空白」が出てくる度にゾワッとする気持ちになります。それがまた目が離せない!
戦い意外ではちゃんと平和な時間もあり、個性豊かな登場人物との交流も楽しいです!
死に戻り能力。
強敵と戦って死んでも、死ぬ少し前の時間にもどってやり直せる能力です。
「やり直せるならいいんじゃない?」
と思いますよね。
けれど、考えてみれば、勝つまで戦うのをやめられない、あきらめられない能力ともいえます。
リセットボタンを押すだけ、というわけにはいきません。
転生しちゃってますから、死に戻り能力はあっても、怪我をしたり、死ぬときはやっぱり痛いんです。
主人公は正義感がありますから、自分だけでなく他の人も助けるために、つらくても痛くても、懸命に努力します。
がんばって! と応援したくなりますよ。
みなさんも応援してくださいね♡
気づけば、怪獣が支配する絶望の世界に転生していた。魔力もなく、チート能力もない。ただの村人として生きるアラード。
そんな彼の運命は、成人の儀の日に一変する。突如襲いかかる怪獣たち。村は滅び、仲間も家族も無残に殺された。絶望の中で、アラードも喰われ、命を散らす――はずだった。
だが次の瞬間、気づくと彼は数秒前に戻っていた。
何度死んでも巻き戻る死に戻り の力。それがアラードに唯一与えられた能力だった。
痛みも恐怖も、そのままに、死に続ける地獄。それでも彼は諦めなかった。何度でも蘇り、怪獣の動きを覚え、倒すための手を探す。そして、ついに村を滅ぼした怪獣を討ち取ることに成功する。
だが、それはほんの序章に過ぎなかった。
ハンターとして新たな道を歩み始めた彼の前に、歴戦のハンターすら逃げ出す最悪の怪獣、エクスコング が立ちふさがる。
絶対に逃げられない暴虐の怪獣を前に、アラードは再び死に戻りを繰り返しながら戦い続ける。
絶望を乗り越えた先にあるものは、勝利か、それともさらなる地獄か。
死を超えて強くなる男の壮絶な戦いが、今、始まる!
ひとこと紹介通りの、異世界ファンタジー。
最初からクライマックスでひらすら熱いバトルが続きます。
主人公の特性がソウルライクで、世界観的にはモンスターを狩るゲームのような作品。
主人公が何度も絶命しながらも、敵の攻略法を見つけて成長する様は、常に汗を握る展開で、緊張と興奮の連続です。
戦闘の内容もしっかり描写されていて、主人公が知恵と勇気を振り絞りながら戦う姿は、応援したくなりました。
キャラクターの作り込みも素晴らしく、個性あるキャラクターが物語に色どりと、偶に笑いを運んでくれます。
スーパーハードモードなソウルライクな異世界ファンタジーを読みたい人におススメです!