野菜ならではの小ネタ満載。読んで頬が緩むこと間違いなし!

 野菜ならではの視点が、じわじわと心に迫ってくる作品でした。

 ブロッコリーのブロッコ・リーや、ダイコーン王など、野菜たちが暮らす世界。そこで起こる野菜たちの対立構図、からの熾烈なバトルが描かれて行きます。

 途中で出てくるフレーズの数々が、野菜ならではの切実さが感じられ、人間とは違った世界観が出来上がっていて最高でした。

 「病める時も健やかなる時も」が「虫に食まれる時も」になっていたり、青虫を異常に怖がっていたり、やっぱり野菜にとってはそこ重要なのね、と何度も頬が緩みます。

 バトル展開も野菜キャラならではのファンシーさやシュールさが感じられ、コメディとしてずっと楽しい気持ちにさせられます。

 ここにしかない世界観で、楽しい小ネタのフレーズ満載。すごく楽しい作品でした。

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