いっそレンタル彼女。令和の天使ってマジあざとい。
猫の尻尾
第1話:アパートにやって来た女の子。
僕の名前は「
普段、遊びに行ったり酒を飲みに行ったりする友人は数人いる。
だけど肝心の彼女がいない。
以前、この子って女子がいて思い切って告ったけど、みごとにごめんなさい
だった。
それからはフラれるのが嫌で一度も女子に告ったことはない・・・。
そんなだから女っ気なしのまま一年以内に干からびてしまいそう。
おちんちんだって、ひとりでする時だけしか使ってない。
できたらピチピチで可愛い女の子をあてがってやりたい。
そんなに彼女が欲しいなら、擬似的にだけど自宅訪問してくれるレンタル
彼女って代行サービスがあるから、それ頼めばいいじゃんって同級の伊藤君が
教えてくれた。
伊藤君が言うには最近できた代行だから女の子も素人同然で新鮮だからいいん
じゃねって・・・。
伊藤君は彼女がいるからサイトは見たことあるけどレンタルはスルーしてるらしい。
レンタルでも浮気になるって思ってるみたいだ。
僕でもレンタル彼女ってのが世間にあるのは知っていたけど、女の子を
レンタルするなんて思いつきもしなかった。
デリヘル嬢ってのも聞いたことあるけど、レンタル彼女とデリヘルってどこが
どう違うんだろう。
どっちも女の子が家に来てくれるわけだろ?
せっかく伊藤君が代行サービスのサイトを教えてくれたんだから、いっそ彼女を
レンタルしようかと考えたけど人見知りで小心者の僕はその勇気が出なかった。
レンタル彼女のことを頭の隅にしまったまま金曜日の夜、大学の所属してる
写真部の連中から飲み会に誘われた。
いい気分で酒を飲んで、へべれけになってどうやってアパートに帰って来たのかも
覚えていないくらい泥酔して、そのまま風呂にも入らず倒れるように朝までソファ
で寝てしまっていた。
あくる朝、昨夜の酒が残っていて這うようにして起きた。
何もやる気なしで朝飯も食わずボ〜ッとしてた・・・今日が休日でよかった。
そしたら・・・。
僕のアパートのドアホンを鳴らすやつがいた。
誰だよ・・・出るのも面倒くさかったから放っておいたら諦めて帰るだろうと思ってたら、しつこくドアホンを鳴らすからドアスコープで確認もしないでドアを開けた。
そしたらそこに一人の女の子が笑顔で立っていた。
金髪ロングの・・・外人?
歳の頃なら20前後か・・・その子を一目見て僕は、ちょっとだけどときめいた。
めちゃ可愛いかったからだ・・・そりゃそうなんだ、実はタイプなはずなんだよ。
僕が自分で、目の前の女の子を選んだんだから・・・。
でも会ったこともないし知らない女の子って思った。
「こんにちは?・・・幸野 福志さんのお宅でしょうかぁ?」
「そうですけど・・・あの?生命保険?・・・それとも宗教かなんかの勧誘?」
「違います・・・私、レンタル天使代行サービスからお伺いしました」
「レ、レンタル?・・・てんし?・・・ってなに?」
「いきなり玄関に花が咲いたみたいだし、いい匂いはするしで、僕ちょっと
ドキドキしてるんですけど・・・」
「天使代行サービス・レンタルヘブンです、覚えてますよね」
「あ、自己紹介します、私「アリエル・コッタ」って言います」
「産まれながら天使やってます。
「れんたるへぶん?・・・」
「ありえるこった?・・・て、てんし?」
「なんのことやら、さっぱりですけど・・・そんな未知な情報分析できません」
つづく。
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