陽光の百足
忘れたい記憶は 忘れようとすればするほど 脳裏の中でもぞもぞと蠢く
まるで毒蟲のように
あの日もっと賢い選択をしてたら この孤独も 太陽との断絶も 真夜中に生きる毎日も無かったのだろうか
僕の中であの夏の日の陽光は 遠い日の木漏れ日として 最悪な夢として ずっと僕を蝕んでいる
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