地獄なんざくそくらえ

やくざのバイトで談合 死んだ花をぶら下げて商品として売られる女子供 殺した死体で咲かせるエンタメと泡銭 人と人が愛し合う理想に唾を吐き これが現実だと宣うくそったれな大人には僕はならないし 人の不幸で飯を喰ってもきっと不味いだけ


孤独で泣き腫らした夜の後にやってくる朝焼けと己の生の実存 痛みに耐え忍ぶ美しい人生は 人の数だけ存在する


だからこそ僕は あの日すり抜けて行った己の全てを取り戻し 全ての手を離さず生きると決めたんだ


理想を理想として 正しく後世に伝えられる 大人になれるように

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