良い意味でふつうの異世界ファンタジー

他レビューにもあるように文は読みやすいし、展開もテンプレを踏襲しており良い意味でスタンダードの信頼感がある

ダンジョン攻略物だと結局モンスターの種類が変わるだけで、結局ダンジョンに潜って上げたレベルで力押し、ピンチになったら秘められた力が…みたいな展開になりがち

この小説もそういう展開が全くないとは言わないが、ただ潜って強い敵とバトル以外の展開があるのも単調になりがちな所に良いスパイスになってると感じた




ただ個人的にタイトルからもっと錬金術としてどう活躍をするか期待していた分、物足りなさを感じた

錬金術師として試行錯誤や研究過程が詳しく描写されているわけではなく、120話まで読んだ感じ主人公はアイデアだけだして、実際の研究は部下が行う形の印象が強い

上述したように「ダンジョン討伐物」としての面が強いから、自分と同じ様に「錬金術物」と勘違いして読んで悪い印象を抱かれない様にレビューします