斜め上の設定で勝ち取る面白さ

好きじゃないと書けない菌類擬人化の物語。
菌類の特性や性質が能力に反映されていたりと、読んでいると知らない菌の世界の事を知る事が出来ます。
専門用語が必要になる場面もありますが、しっかりと解りやすく噛み砕いた文章と情景描写で表している点も非常に参考になりました。
コメディとシリアスの使い分けも良く、どちらかに偏らない物語展開なので軽く読みながらも、しっかりと満足のいく内容になってます。