午前3時、あの先の見えない廊下を思い出しちゃった🧺
- ★★★ Excellent!!!
表題作 ランドリー
前の職場が建て替えする前に、夜の当番の度、呼び出されると通らなくてはならない廊下がありました。
私は、嫌すぎて大回りしていましたが。
あの頃を思い出すような、何が怖いとは説明しづらい恐怖を感じました。
最後のオチ。なんとも言えません。
サーチ
彼は知ってもらいたかったんでしょうか。
探してもらいたかったのか?
絹子さん
さゆり
すこし、心温まるお話。
ホラーなんだけど、読後さわやか。
幽霊なのに、さゆりの成長を感じました。
夜の転校生
好き。恩田陸好きは全員、はまること間違いなし。
あの、特に怖いこと書いてないのに不穏。
じわじわと、張り詰めていく緊張。
そして、種明かし。
種明かしが、もう!ホラー!
レイブン学園の魔女
男子校に伝わる魔女のうわさ。
怪しい用務員。
ニールとジャンユの、ほんのり危うい関係。
ミステリーホラーなんだけど、なんだかちょっと甘酸っぱい。
3月の金曜、午後3時
いいことでも、悪いことでも、自分の中に核のように凝り固まってしまって、別に大事にとっておきたくないのに、何度もそこにもどる。程度によってやっぱりPTSDになる人も。
教室の隅にいて、同じ空気を吸っていた気分になりました。
日常の息遣いや感覚が丁寧に綴られているので、無意識に実体験と重ね合わせるような感覚ーー一緒にみているかのような感じで読めます。
自在な切り口で、日常の歪みや恐怖、人間のおかしみ、温かさの描かれた作品、
ホラーですが、単なるホラーではありません。
ぜひ読んでほしいです。