概要
「私の正体が雪女と知っても愛せますか……?」←いや初対面なんですけど!
ある日、青年〝湯木 融(ゆき とおる)〟の前に現れたのは、雪女を名乗る美女。
彼女は言う、「私の正体が雪女と知っても、それでも愛し続けることが出来ますか……?」
だが、湯木は答えられない。なぜなら――
その雪女とは、完全な初対面だったのだから――!
※「お題で執筆!! 短編創作フェス」「第2回のお題:雪」
彼女は言う、「私の正体が雪女と知っても、それでも愛し続けることが出来ますか……?」
だが、湯木は答えられない。なぜなら――
その雪女とは、完全な初対面だったのだから――!
※「お題で執筆!! 短編創作フェス」「第2回のお題:雪」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この雪女、悲劇じゃなく喜劇を始めたよ!
お伽噺には、異類婚姻譚というジャンルがあります。
要は、人間でない者と人間が結ばれるというお話です。最終的に切ない結末を迎えるお話も多いですが……果たして、本作に登場する雪女はというと……。
はい。切ない結末はまずありえません。
悲劇ではありません。喜劇です。むしろ新喜劇? コントのようなボケとツッコミが吹雪のように吹き荒れ、気がついたら「ちゃん★ちゃん」と終わっている、勢いがすごい作品です。
雪女も想い人と共に生きられるなら、それで「めでたしめでたし」……いや、めでたくねえですわ(笑)。これから始まるであろう主人公の苦難のツッコミ生活が想像できてしまいます。
短編として完結…続きを読む