美しく、哀しく、読み終えたとき心の奥底に何かを残していくような物語でした。ぜひご一読を。
一生文章を書き続けていたい文学部生。 詩とファンタジーと歌と古典とトマトが好物です。よろしくお願いします! Instagram→todo_koyu
本当に昔、このような事があっていそうで怖いなと感じました。人間燭台、その単語だけでは想像出来ないほど恐ろしい物語がここにある。可哀想で恐ろしい。
一見すると、おぞましい物語です。監禁、拷問、被虐、加虐、人体改造、殺人────────およそ倫理に反する事柄が並びます。しかし、その果てにたどり着く結末には不思議な、カタルシスや美しさがあ…続きを読む
その晩、長安を包んだ炎の正体は……それはあまりにも儚く、あまりにも救いようがなく、あまりにも意味さえなく、そしてあまりにも美しかった。これは現代の魯迅だ。感情や、倫理では片付かな…続きを読む
もっと見る