ダジャレと秀逸な当て字、丹念な傑作の絵文字をご堪能ください!

評論の使い手、加賀倉創作様の、なんかとてつもないふざけたクリスマス物語。

三角ロース、三択ロース、ミニスカーサンタ(スカーは傷という英語、つまり小さい傷)など、とにかくダジャレのオンパレード。

加えて、多くの絵文字を駆使して映像化し、読者へ何とかアピールしようとする努力がひしひしと感じられる。

トナカイに“宇宙鹿”、アサヒスーパードライに“極度乾燥の朝日”という漢字をあてたりしてるのは、さすがという他なく、作者の大好きなスターウォーズの関連語やワクチン否定論をさりげなく盛り込んだりしてるところは、なるほどなと感心してしまう。

そんなふうに本来の加賀倉節が随所に散りばめられているが、難しいことは考えずに、ただただ楽しめる作品。

クリスマスは終わってしまったが、ダジャレやお笑い好きの方にこの年の瀬にもう一つのお笑いを届けたい。是非一読して、年末と新しい年を笑顔で迎えて欲しい、そんな逸品です!

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