第二回楽屋裏トーーク

 ここは最可愛女子たちがくつろぐ楽屋。今回も集まった作品についてお喋りしているようです。今日はどんな話が飛び出すかな。

 一番乗りはたまちゃん。そこへやってきたとりちゃん、ようちゃん。まめちゃんはちょっと遅れてやってきたようです。



たまちゃん:本日もよろしくお願いいたします。(`・ω・´)


とりちゃん:よろしくお願いしまーす。


ようちゃん:な○卯のいくら丼がなくなったのを知らずに親子丼を食べたのですが、50m先のす○屋でいくら丼食べました。連食ようちゃんです (どすこーい)


たまちゃん:連食すごいwww


とりちゃん:ようちゃん、お腹いっぱい胸いっぱいだね! みなさん感想進捗どうですかー?


たまちゃん:メモしつつ読み進めている感じですね。まとめるのは冬休みの宿題かなぁという感じです。(´ω` *)


ようちゃん:頭の中では完成しています!


とりちゃん:夏休みや冬休みの宿題は最後に一気に仕上げるとりちゃんです! あら、まめちゃんは?


まめちゃん:遅くなりました!


とりちゃん:はーい。まめちゃんが揃ったところで始まるよ~。前回のトークも楽しかったですね。今日は8作品語っちゃいましょう。

まずは島本葉様の「歩きスマホに注意を促した話 (ショートショート)です。ショートショートだけにあまり語ってしまうとネタバレになってしまいそうだけど。さて……誰からいきましょう?


たまちゃん:では私から……といってもとりちゃんの仰る通りでネタバレ注意ですね。(`・ω・´) ひとこと言えるとすれば、「そっち……!?」という。。。笑 危ないんですけどかわいいお話にほっこりさせて頂きましたv


とりちゃん:短いながらも意表を突く展開ですね。想像するとニコニコしてしまいます。まめちゃんはどうかな?


まめちゃん:はい、もう、やられた! という感じですね。あとはテンポがいい。流れに乗ってます。これくらいしか言えないですね……。ネタバレになりそう。あ、ドミノ倒しみたいな爽快感がありました!


とりちゃん:島本様が上手くオチに誘導して(ΦωΦ)フフフ…と笑っている顔が見えるようでしたね。


まめちゃん:まさに、でございます。


とりちゃん:ようちゃんは?


ようちゃん:文章がわかりやすい=話が面白いという、物書きとしてストレートに優秀な作品だと思いました。視座も独特で良かったです。是非ともこの世界観でもう少し長いのを読んでみたいと思いました。以上です❤


とりちゃん:はーい、みんなありがとう。


(ぱちぱちぱち♪)


とりちゃん:では次は和魚語り様の「古代機人兵団 戦闘記録」ですね。和魚語り様はとりちゃん推しですね。


たまちゃん:メカメカしい世界観ですね。


とりちゃん:大変伸び伸びと自由に書かれた作品だと思います。実はメカ描くの苦手……笑!


たまちゃん:チャレンジ……! 台本形式というのも新しいですよね。


とりちゃん:音声記録ということですが、音が多用されているのも斬新ですね。


ようちゃん:わたしはとにかく大好きですね。リアル中二病の設定と世界観を堪能出来て大満足です。「園員A」などの独自の言葉を創出しているのもまたツボで最高ですね。小説の技術なんて後でなんとでもなりますので、今は中二設定全開の世界観をドンドン世に出してほしいと思います。ようちゃんは応援しておりますよ。


とりちゃん:若い感性を前面に出してるのが好感持てますよね。


まめちゃん:読み手に何かを思い浮かべさせるのはすごいことですよね。


たまちゃん:ロボットアニメを観ているような気分になれました!


とりちゃん:ゲームに詳しい子が画像を見せてくれて「こんな感じじゃないかな?」と想像を後押ししてくれました。


まめちゃん:ああ……お若い方のようでしたが、古いアニメとかご覧になっているのかな。セル画アニメのようでした。ゲーム。なるほど!


とりちゃん:うんうん。絵を描くのにゲーム実況なども参考にしましたよ。


(わきわき♪)


とりちゃん:さて。次は淡雪様の「作品集2」ですね。登場人物二人だけで展開していく、なかなかに哲学的なお話です。


たまちゃん:仰る通りで『哲学的』というのが私の第一印象でした。でもキャラクターの愛らしさがキラリと光るというか……。


とりちゃん:最後がお茶目でしたね。


ようちゃん:時間の遡及とか未来からの観測とか、相対性理論的な話かと思ったのですが、どちらかというと星新一的な感じなのかな?


とりちゃん:そうそう、そんな感じでした。とりちゃんは学生時代演劇をやっていたのだけど、サミュエルベケットの『ゴドーを待ちながら』という戯曲を思い出しました。


ようちゃん:「劇」のような進行具合でしたね。


とりちゃん:そうなんです。大きな展開はなくとも淡々と進む劇に似ていると思いました。


まめちゃん:思いつきの、とされながらもなかなか深いものを内包しているような。


(しみじみ)


とりちゃん:はい、次は蟲毒暦様の「Q.彼女達は『最可愛』なのか?」です。これは~男の子の夢を詰め込んだ感じかなあ。可愛い子決定戦! 企画に寄せてきてくださったのかしら。


まめちゃん:過去作品の女子さんたちですね。


ようちゃん:問答無用のドタバタコメディーという感じでしょうか。書いている作者が一番楽しいタイプという。


たまちゃん : すっごいにぎやかですよね! 過去作品は読めておらず申し訳ないのですが、私は久留茜さんが好きです(´ω`*)


ようちゃん:わたしも原作すべては知らないので橘雨天さん以外は分かりませんが、妙な完成度があって面白かったよ❤


とりちゃん:私も過去作の詳細は分からないですが、それぞれに過去を抱えた女子達が集まって3つの競技に挑む、という流れですよね。最終的に最も可愛い女子は……! 読んでのお楽しみですね~(*´艸`*) まめちゃんはどの子が推しですか~? あ、そういう話じゃないですね。笑


まめちゃん:みんな元気!でかわいらしかったですよね!どの子が皆さんのお気に入りになるかな? あ、じゃあ、感想に書きますね!


(おたのしみに~うふふふふふ)


とりちゃん:次は、ろくろわ様の「あいうえお」です。素直で素敵な青春物語ですね。たまちゃん推し!


たまちゃん:たまちゃん推し、嬉しいです~(´ω`*) 実は私も学生時代先生大好きだったので、むっちゃ相澤さんにシンパシーでした……! あと字が綺麗なひとも好きで笑。色々な所がツボな作品でしたv


とりちゃん:きゅんですね。あと、先生と話した後の余韻が素晴らしいと思いました。まめちゃんどうですか?


まめちゃん:先生……!という感じでした。よいです。とても……! あ、タイトルもよいです。拝読したあと、ああ!となりました。


とりちゃん:タイトルもよかったですね。ようちゃんは学生時代を思い出したりした?


ようちゃん:わたし、ヤンキー→ギャルでしたからねw こんな淡い思い出はないのです( ;∀;)


たまちゃん:なんとww


ようちゃん:感想ですが、以前からろくろわさんの文体というか作風がすごく好きなんですよね。淡々として落ち着いているのに、文字から滲み出るような魅力があって。個人的な妄想として、ろくろわさんにはコ○ルト文庫の「マリみて」みたいな小説を書いてほしいです\(^o^)/


とりちゃん:うんうん。質の良い青春小説です。ド陰キャだった私には眩しすぎます。


まめちゃん:とりちゃんの挿絵で読みたいです……。


とりちゃん:モダモダする若者いいですね〜(*´艸`*)


(きゅん!)


とりちゃん:さて次は獅子2の16乗様「前世の記憶?」です。これは予想外の展開!


まめちゃん:推して頂けて嬉しかったです!感想よりもファンサに悩んでおりますが。


ようちゃん : 会話文のみで上手く展開を運んでいくのは上手だなと思いました。


とりちゃん:なるほどなあ、と思いながら読んでました。


ようちゃん:「通好み」という感じでしょうか。


とりちゃん:たまちゃんはどうかな?


たまちゃん : ネタバレになりそうで言葉を選んでおりました笑。 私がWeb小説を読むようになって最近感じるのは、書き手のみなさんの知識が本当に幅広いなぁということでして。こちらの作品も読むことで初めて知ることがあったんですよね。そういう意味で、小説を読む愉しみを思い起こさせてくれた作品です。


とりちゃん:そうですね。新解釈と取ると面白い。まめちゃんはどうですか?


まめちゃん:作者様は「あまり甘くなくて」と仰っていますが、淡々としながらもしっかりと恋愛小説でいらして。そこがいいな、と思いました。


とりちゃん:甘さ控えめの上質なお菓子のようですね。(*´艸`*)


(♪♪♪)


とりちゃん:次は日浦海里様の「水色の鳥は天色を夢見る」です。短い言葉の中に世界観が凝縮されていて、なんというか侘び寂びを感じました。日浦様もたまちゃん推しですね!


たまちゃん:本当にありがたい限りでございます(´;ω;`) タイトルが詩的で素晴らしいですよね……穏やかな描写にも心惹かれますし、ラストも美しいです!


とりちゃん:ほんとに美しくて可愛らしいラストでした。短歌を詠まれる方なのですね。まめちゃんはいかがでしょう?


まめちゃん:詩とファンタジーの融合という感じで素敵でした! あと、水彩画のような雰囲気がありました。儚げだけれど、美しい。


とりちゃん:わかる!


たまちゃん:言葉選びが絶妙ですよね。


ようちゃん:詩なのか小説なのか迷うところですが、小説と解釈して拝読すると、とても清らかな世界が流れていて、己の書く小説のドス黒さを恥じ入る次第であります( ;∀;)


とりちゃん : ようちゃんも詩や短歌に挑戦してたよね。ようちゃんのも素敵だよ!


ようちゃん:ありがとうございます❤


まめちゃん:ようちゃんの短歌、めちゃくちゃ好きです!


とりちゃん: 私も~!


たまちゃん:me too(`・ω・´)


ようちゃん:え、なにこの優しい世界( ;∀;)


とりちゃん : うふふ。(*´艸`*) 感涙にむせんでいるようちゃん可愛いぞ! 忘れてたけど我ら最可愛女子!


(最可愛女子です! 強調!)


とりちゃん:さあ、本日ラストはみかみ様の「頭の中の幽霊」です。これは秀逸! と私が言うのは烏滸がましい気がするけれど、描写も物語の進行もラストも秀逸としか言いようがない。

ようちゃん推し! だが、たまちゃーん、と見せかけて、まめちゃん!


まめちゃん:発言しようとしてました! いやあ、バシッと決まってました。初読時に、読んでしまった……となりまして、再読しました。読みものを読ませて頂きました。ありがとうございます! という感じです。


とりちゃん :読み応えがありましたね。今度こそ、たまちゃんはどうでしょう?


たまちゃん:本作が投稿された時、感想女子の間でざわざわしていたので笑、読むのを楽しみにしていたんですがもう素晴らしかったです……!


とりちゃん:ざわ……ざわざわ……


たまちゃん:途中、まさかと思いましたが、そこからの収束の仕方も希望があって、本当に良いものを読ませて頂いたという思いですv


とりちゃん:では締めにようちゃんお願いします!


ようちゃん:公募向けレベルの小説を書けているなと思いました。なのでテンションがあがって思わず「お前らもこれくらい書けぇ(千鳥○ブの顔で)」と、わたしが秋まで教えていた作家たちに読ませてしまいました笑。


まめちゃん:あ、あの若い方達にですね。


とりちゃん:千○ノブwww


たまちゃん:クセがすごいwww


とりちゃん:たしかにお手本にしたいくらい素敵な作品でした。



 ありがとうございました。女子達のトークはまだまだ続きますが、今回はここまで。次回もお楽しみに~♪

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