書かれていること、よくわかります。古い映画ですが、『愛のコリーダ』を18歳で観た時、激しい性描写に衝撃を受けましたが、愛を描くためにはこれは必要なのだ、と理解しました。作り手が何をテーマに、何を表現したいかによって、もちろん抑制はあるでしょうが、性描写は成されます。受ける側がどう受け止めるか。そこに作り手の力量もあるのでしょうか。その意味では、18歳の私にちゃんとテーマを知らしめた大島渚監督は、やはり偉大です。
性表現の規制が厳しくなる昨今、画一的な規制が果たして正しいのか、一石を投じる内容です